BLOG 2026/10/05

映画『沖晴くんの涙を殺して』

10月2日(金)に全国公開された映画『沖晴くんの涙を殺して』の予告編をご紹介します。

余命1年の音楽教師が出会ったのは、死神に「喜び」以外の感情を奪われた高校生。
予告編はこの設定を軸に、60秒で物語の入口を見せてくれています。

原作は額賀澪さんの同名小説です。
治療をしないと決めて瀬戸内海の島に帰ってきた京香(広瀬アリスさん)は、母校の合唱部で、いつも笑顔の沖晴(木戸大聖さん)と出会います。
彼は津波で家族を亡くしたことさえ笑って話す少年。
死神と取引をして生き延びた代わりに、嫌悪、怒り、哀しみ、恐れを失ったのだといいます。

つらい感情なんてなければ楽なのに、と思うことは誰にでもありますよね。
けれどこの映画が描くのはその逆です。
沖晴が感情をひとつずつ取り戻していく姿を通して、怒りや哀しみがあるからこそ本当の喜びが生まれるのだと伝えてくれます。
死を悲劇として大げさに描かず、瀬戸内の海と空の中で淡々と見つめた、前向きな作品になっているようです。

自分の毎日を少し大切にしたくなりそうな一本です。ぜひ劇場でチェックしてみてください。
それでは。

**センティアンのスタッフが世界中の気になる映像を取り上げ、アイディアのきっかけになるようまとめています。***